どくだみは雑草ではなく薬草だった!?

初夏の頃になると、お庭のあちらこちらにどくだみが茂り始めて、毎年頭を悩まされるなんて方はいませんか?
このどくだみ、可憐な白い花を咲かせてキレイなのはいいのですが、なんせ繁殖力が旺盛なので、気を許していると庭を埋め尽くすほどにはびこってしまうこともあります。
ですがこのどくだみ、ただの雑草だと思っていたら大まちがい、漢方の世界では薬草として古くから知られています。
古来よりどくだみは、「十薬」と呼ばれるように10種類以上の効能がある漢方薬として使われてきました。
高血圧や血行不良の改善、肌荒れや湿疹、ニキビや吹き出物の予防、お肌の黒ずみやくすみを解消する美白効果、シミやシワの予防改善、アトピー性皮膚炎やあせも・水虫の緩和効果、そして虫除けや虫刺されの治療や消毒などのほかに、まだまだたくさんの効能があるとされているんです。
今回はそんなどくだみを使って、家庭で手軽に作ることのできる「どくだみ化粧水」について触れてみたいと思います。
やっかいもののように思われがちなどくだみですが、使い方しだいでただの雑草ではなく、とても重宝するアイテムに変わるんですよ。
どくだみ化粧水|効果とメリット

どくだみの利用法として一般的によく知られているのは、お茶や青汁酒にして飲むことですが、このページではどくだみ成分を活かした「化粧水」としての有効活用や作り方についてご紹介します。
どくだみの成分については別のページで解説していますので、ここでは割愛しますね。
●どくだみ成分について詳しくはこちら ↓
咳を緩和する効果はどくだみ成分にあり!
どくだみから作る化粧水は、どくだみに含まれる成分の作用で、肌トラブル対策に有効なローションとして利用できます。
・あせもや湿疹、かぶれができたとき
・ニキビ、吹き出物に悩まされるとき
・シミやシワ、くすみが気になるとき
・しつこいアトピー性皮膚炎や水虫に
・産毛やヒゲソリあとのカミソリまけ
・お肌を乾燥から守る保湿したいとき
などに使っても、天然素材で作られるどくだみ化粧水はお肌に優しいので安心ですし、自作することで高価な化粧水を買うより経済的なメリットもあります。
ただ、安心とはいってもアルコールも使うので、使用前には念のためパッチテストすることをおすすめします。
でも、市販の化粧水や育毛剤などのほとんどに、どくだみやアルコールは使われているので、普段それらを使用している人であればそれほど気にしなくてもいいかと思います。
乾燥からお肌を守りたいときには、どくだみ化粧水に少量のグリセリンを加えるとさらに保湿力が増し、お肌のカサつきや痒み、粉吹きの対策にもなりますよ。
どくだみ化粧水の材料と作り方

どくだみ化粧水の作り方はとってもカンタン。必要な材料は以下の通りです。
どくだみ (生葉)

身近なところに生えているどくだみがあれば摘んできましょう。
摘む花や葉っぱの量は作ろうと思う化粧水の量によりますが、よくある5リットル程度のポリバケツに軽く一杯分程度でいいかと思います。
庭にどくだみが繁茂していれば、摘み取ることでスッキリして一挙両得です。
野外で集めるときには、犬の散歩コースのような道端に生えているものは避けたほうがいいですね。
摘んだどくだみは、泥や埃を落とすためにキレイに水洗いして陰干しします。
浸出用の容器

どくだみの花や葉っぱを詰め、アルコールを注いでどくだみ成分を浸出させるための容器ですが、できれば広口のもので容量が2リットル以上入るものが理想的です。
アルコールは、どくだみの花や葉っぱがしっかり浸るくらいの量を注いでください。
アルコール

混ざり物のない無色透明なアルコールであれば何でもいいですが、手軽に手に入る焼酎やホワイトリカーなどで十分です。
ただ、アルコール度数は35度以上のものがおすすめです。
スプレー容器

出来上がった化粧水を、スプレーとして使うために入れる容器です。
ホームセンターやネット通販で安いものが売られていますが、容量は使い方に合わせて300から500cc程度のものを選ぶとよいと思います。
スプレー容器にこだわる必要はなく、実際には個人個人で使い勝手の良い容器に小分けできれば、それでいいと思います。
虫除けスプレーとしても使える
どくだみで作った化粧水を肌の露出した部分に吹きかけると、夏場には蚊などを寄せ付けない虫除け効果があり、虫に刺されたときには痒みを抑える効果も期待できます。
これは、どくだみの成分に抗菌や抗炎症作用があるためですが、詳しいことは下記のページで解説しています。
咳を緩和する効果はどくだみ成分にあり!

どくだみで作った化粧水を虫除けに使うメリットとしては、市販の虫除けスプレーだと子供やアトピー性の人には、肌に刺激が強すぎないかと気になるところですが、天然素材で作っているのでお肌に優しく心配いらないところです。
逆に言うと、市販の虫除けスプレーほど強力ではないので、そのぶんこまめに吹きつける必要はあるかもしれません。
それでも庭先やキャンプなど、屋外でバーベキューなんかするときには重宝しますよ。
まとめ

いかがでしょうか。どくだみはただ臭うだけの雑草ではなく、とても役立つ薬草だということがおわかりいただけたでしょうか。
どくだみは古くから漢方薬として使われてきましたが、臭いニオイを発するだけの植物と捉えている人も多いと思います。
実はあの独特なニオイにこそ、優れたどくだみの成分が凝縮している証なのです。
これからは道端など、なにげなく生えているどくだみの見方が変わるかもしれませんね。
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咳を緩和する効果はどくだみ成分にあり!
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