どくだみは飲む以外にお風呂でも効能あり！
どくだみの生葉を発酵させて作るお酒「十黒梅」は、お酒であるがゆえにどくだみの効能を体内に摂りこみやすくなっています。
どくだみの成分には抗菌・抗炎症作用があり、咳を緩和したり冷え性や便秘の解消のほか、糖尿病や高血圧の予防に効能があるとされています。
その効果を実感した人たちは、長年どくだみ酒の十黒梅を愛飲していますが、咳で苦しんでいた私の義父もそのうちの一人なんですね。
その一方で、このどくだみ成分をお風呂に利用している人も多くいらっしゃいます。
どくだみ成分の溶け出したお風呂は、あせもや湿疹をはじめ、水虫やかぶれなどを緩和する効能があることでも知られています。
あせもや湿疹以外にも、思春期の悩みのひとつである「ニキビ」が抗菌作用により治まったり、「アトピー性皮膚炎」は抗炎症作用でかゆみが緩和されたりします。
ここでは、どくだみを青汁酒やお茶にして飲む以外の利用法として、家庭で簡単に楽しめるどくだみ風呂の効能についてご紹介しています。
どくだみの生葉を使ったお風呂
どくだみは、とても生命力の強い植物でいつのまにか庭の隅に茂っていたり、散歩の途中に野原や道端で見かけることもあります。
どくだみの生の葉っぱを手にすることができれば、よく洗ったあとにティーバッグのようなものに詰めて浴槽に入れてみてください。適度な大きさに刻むと袋詰めしやすいです。
入浴中にもどくだみの入った袋を揉んだりすると成分がよく溶け出し、あせもや湿疹などの緩和に効果的です。
ただ、お肌に刺激が強すぎると感じる場合には、どくだみの生葉ではなく乾燥葉を使うことをおすすめします。
どくだみ乾燥葉で入るお風呂
ドラッグストアなどで、どくだみの乾燥葉はお茶やお風呂用として売られていますが、家庭でも天日干しをして乾燥葉を作ることもできます。
乾燥葉を生葉のときと同じように、ティーバッグのような袋に入れて浴槽へ浸せばどくだみのお風呂に入ることができますよ。
こちらのほうが生葉に比べると、どくだみの独特なニオイも薄れ、お肌への刺激も弱まるので、お肌の弱い人でも安心してお風呂へ入ることができます。
まとめ(どくだみ風呂の効能)
いろいろ調べてみると、どくだみのお風呂はあせもや失神の緩和だけでなく、「血行促進」や「安眠効果」、「ストレス解消」にも効能があることが分かりました。
どくだみは自律神経のバランスを整え、副交感神経を活発化して、リラックス作用をもたらすのですね。
そもそも、どくだみは漢方では「十薬」と呼ばれ、日本三大薬草のひとつなんです。
どくだみ茶やどくだみ酒として飲むことで、咳喘息の改善や便秘の解消、デトックス効果があることでも知られているどくだみ。
健康寿命について関心のある方は、一度どくだみのお風呂を試してみてはいかがでしょう。
どくだみの効能について詳しくはこちら
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